ステップ7 本格的な計算(余裕があれば)

合成抵抗の求め方(直列・並列・和分の積)

いくつかの抵抗を「1本にまとめたらいくつか」を合成抵抗といいます。

直列(一列につなぐ)

R1R2R3
R = R1 + R2 + R3  (足すだけ)

電流はどこも同じ。電圧は抵抗の大きさに比例して分かれます。

並列(横に並べる)

R1R2
2本なら R = (R1 × R2) ÷ (R1 + R2)  「和分の積」
同じ抵抗 n 本なら R ÷ n

どの抵抗にも同じ電圧がかかります。並列にすると、元のどれよりも小さくなります。

例題

20Ωと30Ωの並列に8Ωを直列につなぎ、200Vをかけた。8Ωで消費する電力は?

① 20と30の並列 = 20×30 ÷ (20+30) = 600 ÷ 50 = 12Ω
② 全体 = 12 + 8 = 20Ω
③ 電流 = 200 ÷ 20 = 10A
④ 8Ωの電力 = I²R = 10² × 8 = 800W

複雑な回路の解き方

1. まず「短絡」を探す。抵抗と並列に導線だけの道があれば、その抵抗には電流が流れず0Ωとみなす(閉じたスイッチも導線と同じ)

2. 先が開いている(どこにもつながっていない)抵抗には電流が流れない。電圧も下がらない

3. 内側の小さいまとまりから、並列 → 直列 → 並列…と順にまとめる

やってみよう:6Ωと6Ωの並列に3Ωを直列。それと3Ωを並列にすると?
6∥6 = 3Ω → 3+3 = 6Ω → 6と3の並列 = 18÷9 = 2Ω
黒板で見る:合成抵抗(和分の積) → アプリで読んで、過去問を解く →

この内容の過去問(10問)